PRODUCT 01
国内初 国土交通省 NETIS登録技術 KT-240084-A特許取得
TPボトムパイルバスケット工法
<吊り型枠一体型 主筋自由可動パイルバスケット>
杭打設後の配筋の煩雑さを一気に解決し、工期を大幅に短縮します。
工法の概要
TPボトムパイルバスケット工法は、既製杭工において、杭頭補強鉄筋の位置を調整するガイド機構を用いて、杭頭補強鉄筋を簡易に配筋する技術です。
杭頭の中詰め補強鉄筋は、一般には帯鉄筋と一体化して円周方向に均等に配置して製作します。TPボトムパイルバスケット工法では杭頭部にガイド鉄筋を設置することで、中詰め補強鉄筋を円周方向に任意の間隔で配置でき、フーチング鉄筋との干渉を避けられます。
従来は杭頭補強鉄筋と帯鉄筋を一体で施工していましたが、本工法ではフーチング鉄筋の施工後に杭頭補強鉄筋を配筋できるため、施工性が向上します。
主筋に一切溶接しません
従来のパイルバスケットは、組み立て筋(フープ筋)に主筋を点溶接して形成していました。製作時の溶接部分をアムスラー試験機で引っ張り試験すると、100%主筋が破断します。TPボトムパイルバスケットは主筋に熱を加えないため、母材の断面欠損や強度不足を防ぎ、主筋の健全性を確実に保てます。

5 DIFFERENCES
従来のパイルバスケットとの5つの違い
- 主筋が自由に可動し、フーチング鉄筋配筋後の後差しも可能配筋時の主筋の当たりによる遅れ、主筋の曲げ作業、詳細配筋図の作成、墨出しが軽減または不要になり、より均等配筋に近い杭頭補強筋を実現できます。
- 職人さんが手で設置できるほどの超軽量主筋を設置した大径杭用パイルバスケットは1,000kgを超えることも多い中、φ1400用でも60kg程度(底板の仕様による)。設置のための重機が不要です。
- 超過密配筋でも圧倒的な施工速さ主筋に溶接しないため、SD390以上、SD685などの高強度鉄筋で施工でき、過密配筋の解消にも貢献します。
- 主筋の結束に結束線が不要主筋がカチッと止まる構造です。
- Φ318〜Φ2,000程度まで対応可能鋼管杭・コンクリートパイルの小径から大径まで製作できます。大径の鋼管杭φ1600まで施工実績があります。
SIZE
取り扱いサイズ
| 鋼管杭(外径) | Φ318〜Φ2000程度(応相談) |
|---|---|
| コンクリートパイル(外径) | Φ400〜Φ1200 |
TPボトムパイルバスケットは杭の内径でサイズが決まります。ずれ止めの有無などによってもサイズが変わるため、上記は一例です。製作サイズについてはご相談ください。
PARTS
製品の構成
- 上部外ガイドD13
- 上部内ガイドD13
- 上部十字鉄筋D13
- 吊り鉄筋D13〜D16
- 杭内帯鉄筋D13
- 下部十字鉄筋D13
- 下部内ガイドD13 FB-2.3
- 下部補強筋受け部材D13, D16
- 底鋼板PL-2.3, 4.5, 6.0

PROCESS
施工手順・施工要領
4つの手順で実施することで、基礎鉄筋との干渉を容易に回避できます。




施工事例:福山清掃工場






COMPARISON
従来法との施工フロー比較
従来の杭頭補強鉄筋かご方式
- 鉄筋かごの製作(鉄筋加工工場、または施工現場)
- 既製杭の施工、杭頭洗浄
- 杭芯測量とフーチング鉄筋墨出し
- 鉄筋干渉チェック干渉が回避できない場合は鉄筋かごの再加工
- 鉄筋かごの建込み
- フーチング下端鉄筋の配筋下端鉄筋の作業効率は低い
TPボトムパイルバスケットの施工フロー
- TPボトムパイルバスケットの製作(鉄筋加工工場)
- 既製杭の施工、杭頭洗浄
- 杭芯測量とフーチング鉄筋墨出し
- 鉄筋干渉チェック
- TPボトムパイルバスケットの建込み、杭頭補強鉄筋の仮建込み
- フーチング下端鉄筋の配筋干渉なし
- 杭頭補強鉄筋の固定作業効率が高い
SCHEDULE
工期の比較例
土木編 橋脚の補強筋をパイルバスケットで施工する場合(鋼管杭φ1000×42本 群杭、根切り底GL−2500、パイルバスケット外側・内側とも主筋D35×20本)
通常の場合
| 根切り | 3日 |
| ステコン | 1日 |
| 杭位置の測量 | 1日 |
| 墨出し | 2日 |
| パイルバスケット製作図作成 | 7日 |
| パイルバスケット製作指示・製作・現場納品 | 17日 |
| 基礎配筋 | 4日 |
| 合計 | 35日 |
TPボトムパイルバスケットの場合
| 根切り | 3日 |
| ステコン | 1日 |
| 墨出し | 2日 |
| TPボトムパイルバスケット挿入 | 2日 |
| 基礎配筋 | 2日 |
| 主筋挿入、フープ設置 | 5日 |
| 合計 | 15日 |
20日の短縮
ON SITE
現場での違い
通常のパイルバスケットでは、外側のヒゲ筋は配筋を避けるように溶接できても、配筋時に内側のパイルバスケットに当たってしまい、後から内側のパイルバスケットを曲げ加工したり、取り出して組み直したりする必要があります。TPボトムパイルバスケットでは主筋が自由に動くため、現場での曲げ加工や組み直しが一切いりません。



浄水場のタンク基礎での施工例
外周部の飲み込み主筋をはつり出し → TPボトムパイルバスケット挿入 → 下端筋配筋 → TPボトムパイルバスケットに主筋挿入、の順で施工しました。複雑な配筋がストレスなく進みます。




高強度鉄筋との組み合わせ
高強度鉄筋を採用するときに、基礎と中詰めコンクリートの強度も同時に上げて杭頭補強筋の定着長を短くすることで、基礎高さの小さい建物にも対応できます。
また、最終的に外周補強筋の溶接が不要、または大幅に減る可能性があり、工期と施工費用を大きく削減できます。外周溶接が不要になった場合は、溶接長の分だけ根切り量が減り、残土量も大幅に削減できます。
荷重をいただければ、検討から弊社で行います。設計段階のVE案としてもご相談ください。
採用現場
- 都営住宅28CH-101東新小岩(葛飾区東新小岩一丁目・建設局施設)工事株式会社 淺沼組 様
- 久保浄水場高いく排水施設及び薬注設備更新工事日本国土開発 株式会社 様
- 羽田2ビル北サテライト株式会社 竹中工務店 様/東洋テクノ 株式会社 様
- 瀬田一丁目計画(擁壁部)西武建設 株式会社 様/株式会社 エムオーテック 様
- 阪神高速道路 湾岸管理所阪神高速道路技研 様/南海辰村建設 株式会社 様
- 福山清掃工場
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図面をお送りいただければ、お見積りいたします。
杭伏図・杭明細・補強筋部分詳細図があると、お見積りがスムーズです。
